2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

咲ファンで(2)

咲ファンで

 1 咲舞の性格分析

S☆Sも第4話が終わり、だいたいの性格造形が出揃ったように思う。チャートで整理してみよう。 なぎほのの時はチャートの軸を「子供−大人」「感情的−理性的」と設定した。これはなぎほのに割り振られた性格造形を分類したためだ。咲舞はどちらも大人的特質を…

S☆S第4話

 1 大人の位置

先代と比べ、S☆Sでは大人の位置付けが変わっている。先代はなぎさとほのかが孤立無援、ふたりきりで世界を背負った。二人がプリキュアであることは誰も知らなかった。それどころかメポミポ以外に光の園の住人が出てきたのは、石を預かるだけの番人以外に第…

S☆S第3話

優子の眉毛がシーンごとに変わるのが気になる今日この頃。

ありきたりな設定

前回の超訳(id:dokoiko:20060216)はかなり誇張したアンチさん文体でやりました。doinkiesさんはプリキュアの物語を読んでいない。だがしかし彼女の指摘は正しいわけだ。良くある主人公の造形、ありきたりな敵とその目的、誰にでもすぐに思いつきそうな基本…

女王(様)

某祭り向け。ごめんなさい。

 ふたりはプリティキュア

あらすじ 美墨なぎさと雪城ほのかはどちらもベローネ学院中等部に通うごく普通の生徒である。なぎさはスポーツ万能で勉強嫌いのおてんば娘。ほのかは頭脳明晰でおしとやかなお嬢様だが、しかしとても頑固な一面を持っている(ちょwwwwwおまwwwwwこ…

T.H.E.M. Anime Reviews(超訳版)

追記:完超訳。オヤジが若いモンに媚を売るキモイ文章になりました。 THEM Anime Reviews 4.0 - Pretty Cureを翻訳します。このレビューを担当しているdoinkiesさんは、日本語関連のフォーラムなどに結構登場してますね。 Favorite Anime: Full Moon o Sagas…

ジョンに聞け

Ask Johnのプリキュア評(http://www.animenation.net/news/askjohn.php?id=1036)を翻訳してみる。かなり好意的。ジョンはプリキュアをちゃんと見てると思います。 追記:とりあえず完訳。ジョンはアニメオタクでありつつアニメオタクが陥りがちな「作画」…

 2 咲〜ともだちであること

なぎさとの違い 咲は先代プリキュアのもうひとりである美墨なぎさの位置にある。そして舞とほのかが異なる性格を持ったのと同じく、咲となぎさも異なる性格を持っている。 咲がなぎさと異なるのは、環境の変化に対する適応度が飛びぬけて高いと思われる点だ…

 1 舞〜ともだちになること

ほのかとの違い 舞は先代プリキュアのひとりである雪城ほのかの位置にある。しかし通常の場合ほのかが対人関係に無頓着であることに比べると、舞は対人関係が苦手であると本人が認識しているようであるし、おそらく客観的にもそうなのだろう。無印開始当初は…

すでにそこにあるもの(2)〜S☆S第2話

昨日は「すでにそこにあるもの」に言及する前に力尽きました。本日こそは。ということでS☆S第2話は先代における無印第8話を描いているのだった。しかし両者の間には重要な違いがある。それこそがS☆Sにおける主題であると思われる「すでにそこにあるもの…

カレハーン

登録してみた。継続的にやってみる。

 3 10倍の100倍

というところでプリキュアたちの反撃が始まるのだが、そこまでやるとは思わないよな。特に無印を見てきた視聴者であれば、ウザイナーをうんしょとひっくり返すぐらいだと思うだろう。それがアレだ。プリキュアとして素の力が約10倍で、聖霊の力が加わるとこ…

 2 大人として茶番を見るカレっち

「俺はカレハーン。カレっちと呼んでくれ」 このシーン、放映ではお茶吹かせていただいた。舞が絵を描いている時から登場しているにもかかわらず、カレっちはあの瞬間までニヤニヤしながら眺めているのだ。サーキュラス大先生以上のストーカーというか覗き趣…

 1 相互担保する外部関係と内部関係

今回S☆S第2話では、日常という得体の知れない抽象を「歓迎会」というとても具体的な出来事に集約した。これは二つの効果を持つことになる。 ひとつは咲がプリキュアとして戦うと決意するシーンが、我々視聴者にとても響くものになったということだ。しかし…

すでにそこにあるもの〜S☆S第2話

ぶっちゃけはっちゃけノーノープロブレム全開のS☆S第2話の感想です。すでにそこにあるものに気が付く、というのがS☆Sの基本路線であると思われる。それは先週見ていたプリキュア初変身までの道のりで予測されたことだった。 フラチョなど聖霊がずっと緑…

咲たん今日も絶好調なりー

似せるのを諦めました。バナー用。Windowsがかなり崩壊しているようで、タブレットのデバイスドライバが入らなくなって、パッチも当たらん。HDD買って再構築かなあ。

舞ちん

あーやっと終わった。さてバナーつくらないと。

江戸時代のチョッピチョピー

頭身が下がって、体が小さくなったチョピー。おそらく江戸時代に印籠の姿をしていた頃の似せ絵だと思われます。

世界との相互信頼〜プリキュアの積み重ね

思うにS☆Sは、やっぱり先代の続きです。といってもお話としては完全に別物です。我々視聴者にとって、先代と当代がつながっているということです。ただしまだ第1話なので今後変わるかもしれないです。 咲舞はなぎほのが2年間かけて作り上げた、世界との相…

その時代に一番合った

「相互魂魄力!」とか言うのだろうか。下の空欄は適当に。現代:携帯 高度成長期: 終戦前:懐中時計 江戸時代:印籠 戦国時代: 室町時代: 鎌倉時代: 平安時代: 奈良時代:釈迦如来像 飛鳥-古墳時代:円筒埴輪 弥生時代:三角縁神獣鏡 縄文時代:土偶今…

 3 選ばれしふたり

プリキュアになる運命 先代プリキュアと当代プリキュアにおいてもっとも異なるのは、当代が選ばれし特別な存在であることが明確にされていることだ。先代はたまたまプリキュアになってしまったという描写になっていた。美墨家には突然メップルが飛び込んでき…

 2 オトコノコ的、オンナノコ的

フラチョ 行動において明確に、フラッピはオトコノコ的役割を、チョッピはオンナノコ的役割を果たしている。 1)外部と語るのは常にフラッピである。たとえば「ふたりにお願いがある」と語るのがフラッピ。またスペック好きというか、物事を説明するのがフラ…

約束以外〜SS第1話

昨日の日記の続きです。

 1 テーマは約束

テーマは「約束」と見たナリ〜。約束という単語で理解できる描写がいくつも見当たる。先代プリキュアは、いくつかの基本的なテーマをかたくなに守りつづけどんどん深めてゆくという、非常にまじめな(不器用と言えるほどの)作品だった。今回もそうだとする…

約束〜SS第1話

ほぼプリS☆Sとして再びスタートナリ〜!

みちたろさん論考へのコメント

ということでマジレンジャーの最終回とS☆Sの第1話を見ることなく。今は明日の合同誌向け文章を辛苦の中で書き中なのでコメントで勘弁してください。 戦いは結局、(iii) クイーンが復活するということによって決着がつくのですが、しかしひかりを放棄してク…