2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

 2 プリキュアとルミナスのシンクロ率

今回MH第31話ではちょっと様相が変わってきたかなとおもうのだが、それでもプリキュアたちの力がお互いのシンクロ率によって生み出されるということを考えると、プリキュアたちとルミナスとの間にはまだ思いが共有されているとは言えないだろう。プリキュ…

 1 勇気の質

ハーティエルはどうしたんだろうと思っていたら出てきました。何人目だっけ。だんだんマジレンジャーっぽくなってきた。というのはキーワードが勇気だとか勇気があれば道は開けるとかいうこともあるけれどそれはそれ。 以前のハーティエルたちは、まず登場し…

MH第31話

 2 意図せざる超越者としてのルルン

ポルンも無印での初登場時には、登場人物のなかでも飛びぬけてたいがい子供だった。しかしルルンが物語の中に入ってくると、ルルンは更に子供なのだなあと思う。ポルンには幼いとはいえ自我を感じることができる。何をしたい/したくないという欲求をもってい…

 1 ひかり部屋の雰囲気

ひかりの部屋については、これまでも何度かポルンとのやり取りを描く場所として使われた。これまでひかり部屋シーンは、どちらかというと孤独や悲しさが描かれてきた。虹の園での唯一の理解者(クイーンの命であるという自身のアイデンティティを知る存在と…

MH第30話

今回はいたわるということがテーマであるように思える。ひかりはポルンとルルンの親代わりとして彼らをいたわる。なぎさとほのかは、ひかりの先輩もしくは姉としてひかりをいたわる。

 2 バルデスはジャアクキング様の心だろう

バルデスがいないと三人で掛け合いをしながら淡々と日々を送っているのが、現在の魔人たちの状況だ。これは無印前半の五人とジャアクキング様との関係、また無印後半の三人とジャアクキング様との関係を思い起こさせる。 さらに、ジャアクキング様と表裏をな…

 1 バルデスがいないと平和な洋館

無印に比べマックスハートが視聴者層を低年齢に振りなおしたというのはマックスハート開始直後から読み取ることができていた。そしてさらにマックスハートが進むにつれ、製作者たちがさらに物語を子供向けに振っているように思う。 それは闇の側にも現れてい…

MH第29話

 2 物語の構造で語られたルルンの造形

MH第28話でずっと語られた物語が、そのまま全部ルルンの造形を語っている。一生懸命ポルンを探そうとする一途さ。しかし物事を良く知らず、怖がりな子供であるということ。

 1 恐怖の本質

恐怖の本質は、自分に制御できない事象について指数関数的に自己増殖するイメージだ、と考える。恐怖とはイメージが増殖し、その圧力に耐えられなくなることであり、イメージそのものではなく、心の中でイメージが急速に増殖することこそが恐怖の本質なのだ…

脚本、演出、構成すべてが緻密〜MH第28話

夏と言えばお化け屋敷… ていうかていうかていうか、プリドラのネタをテレビに持ってきた感じの学校の怪談でした(そういえば映画二作目は雪山っぽいのでプリドラ2ネタだ)。今回MH第28話の構造を見ると、恐怖の表現方法が秀逸であることがわかる。さらに、…