1 ひかり部屋の雰囲気

ひかりの部屋については、これまでも何度かポルンとのやり取りを描く場所として使われた。これまでひかり部屋シーンは、どちらかというと孤独や悲しさが描かれてきた。虹の園での唯一の理解者(クイーンの命であるという自身のアイデンティティを知る存在としての)なぎさやほのかと切り離され、ただひとりで世界から閉ざされているという牢獄のような場所として描かれているようだった。
ところがポルンより更に子供のルルンが住人に加わった今回は、寂しさに覆われていたひかり部屋の様相も変化していた。