2005-04-30から1日間の記事一覧

 5 花言葉

ナデシコの花言葉は「純真な愛、無邪気、才能」あたりである。ちなみに第10話のケーキ工場はカトレアなんとかという名前だった。カトレアは「あなたは美しい・優美な貴婦人・純愛 魔力・成熟した魅力・優雅な女性」というところらしい。 まあ花言葉なんて言…

 4 和のひかり、知のひかり

今回MH第12話は、これまで描写されてきた情のなぎさ、理のほのかという性格分類に加え、和のひかりまたは知のひかりとでも言えそうな性格付けが九条ひかりに与えられたような気がする。 タコカフェの宣伝部隊として出て行ったなぎさとほのかはとりあえず頑…

 3 九条ひかりの両義性

これは次節にも関係するのだが、ひかりは無知からものすごい勢いで成長する「究極の子供」でもあり、なおかつ全てを生み出す光の力と共にある「究極の大人」でもある。一般的に物語の中における子供は、トリックスターであったり大人の常識をひっくり返した…

 2 子供のちから

今回MH第12話は、子供のちからが問題を解決するというのがもうひとつのテーマだ。日常サイドでは小ヤギのベルちゃんがタコカフェの危機を救うし、非日常サイドではベルちゃんに導かれてひかりとなぎさほのかは第四の魔人バルデスのところへとたどり着く。 …

 幕間:影山氏脚本

まあそんなわけで、MH第10話にてそれまで行われていた(無印から受け継いできた)「複数サブストーリーの多面同時展開型」作劇手法から大転換を行うため、川崎良氏が自ら脚本を手がけて道筋をつけた「単一キーワード全面展開型」の作劇手法は、今回第12話…

 1 It's coming...

MH第12話はこれまでの流れと比べると表面的には異なる作劇手法を採っていた。第10話の川崎氏脚本以来、マックスハートはひとつのキーワードをひとつの回に何度も繰り返し提出することで、物語の軸をしっかりと意識する(おそらく製作者、視聴者どちらにも…

子供のちから〜MH第12話

MH第13話感想は、MH第12話感想を書きながら考えています。夜には出ると思います。しばらくMH第12話感想をお楽しみください。(5月1日10:45ごろ)追記:たぶん書きたいことはだいたい書いたように思います。さてMH第13話感想に向かいます。(5月1日1…