子供のちから〜MH第12話

MH第13話感想は、MH第12話感想を書きながら考えています。夜には出ると思います。しばらくMH第12話感想をお楽しみください。(5月1日10:45ごろ)追記:たぶん書きたいことはだいたい書いたように思います。さてMH第13話感想に向かいます。(5月1日15:00ごろ)
チラシの裏:正義の物語ってのは、負の価値をうまく描いてそれを昇華させるというのが基本線なんだろうなと、プリキュアマイメロを見ながら思う。マイメロはおそらくほぼ完全な女の子向けの作劇で、マイメロでの悪は自分の内部に存在する負の感情だ。一方ほぼ完全な男の子向けと思われる響鬼マジレンジャーは、悪は自分の外部に存在している。特にマジレンジャーは構成/演出ともに男の子に特化しているのでそれが良く出ている。プリキュアは男の子的な外部の悪をドツクゾーンを通じて描き、女の子的な内部の悪を日常を通じて描いている(無印第8話、MH第13話など)。マイメロプリキュア以外に唯一見たいと思えるので見ている。しかしほんとマイメロはわけがわからないし絵はオタ的ディテイルは少ないがどっちかというとイヤなほうだ。人間の負の感情を現実世界に解放するという基本構図と、何かどこかへぶっ飛ぼうというエネルギーを感じるところがイイのかもしれない。ま、内部外部については反証もたくさんあるだろう。女の子たちがひまさえあれば電車で鏡を見たり、ファッションに気を遣ったりしがちで、男の子たちにスペック好きが多かったりという傾向としての分類です。

讃岐うどん三部作を書いてようやく疲れも取れてきて落ち着きを取り戻しつつあるdokoikoです。なんだかもう1時間ちょっとでMH第13話が放映される日曜日になってしまうところなのだった。えみさん家の夫さんも訪れてくれているという。実際に会ったことのある人が読んでいるというのは、ああ本当に読んでくれる人がいるんだなあという実感がある。別にそんなに期待されているわけでもないのだろうけれど。でも誰かが読んでいる手触りを感じることはおそらくかなり僕にとって意味があることなのだと思う。もうひとつ僕にとって、プリキュアファン以外の方々が読んでくれるというのも大切なことなのだと思う。もちろんプリキュアファンの方々が僕の主たる想定訪問者であることはそのとおりだし、東京や大阪や岡山に出かけていって話をしたり絵を描いたり歌を謳ったりすることはプリキュアファンの方々とのつながり以外にはできないことだ。プリキュアを見ていなければ一生知ることのなかった世界とそこにいる方々について、それらを通して僕はいろんなことを知ったと思う。