2005-01-31から1日間の記事一覧

 光の家族の物語

やっぱり光の側についてもクイーンの子供が女の子(なぎさとほのか)である必要はない。それにポルンは王子と言うものの男とも女とも見分けのつかない容姿と行動をしているので、単に子供であると考えてよい。分身たちの成長が、三人に分割された精神が元通…

 闇の家族の物語

「ふたりは太母」では、分身の三人が男の子である必要は無い。母親との親子関係だけに焦点があたるため、子供は単なる子供になる。だいたい、ジャアクキング様と対決したときには老人ベルゼイと青年ジュナと少女レギーネが合体してひとりの巨人となっていた…

 大河子育てロマン

ジャアクキング様と光のクイーンがどちらも母親であると考えてみると、「ふたりはプリキュア」とは、実は子育ての方法をめぐるふたりの母親の思想対立を描いた「大河子育てロマン」であったと整理することができるだろう。あ、ジャアクキング様と光のクイー…

ふたりは太母

以前ほぼプリでは、分身の三人は息子として父殺しをして父を乗り越える物語を背負っていると書いた。これはジャアクキング様=父、光のクイーン=母という対立軸に沿って分身たちの物語を読もうとした結果だった。まあどちらかといえば、この読みはフロイト…

ユングっぽいメモ〜

覚醒後のポルンが光となり、闇の外側から光を呼び寄せたシーンはユング『赤の書』に描かれている「闇の中心にある光」である。