入れ替わるとしたら(6)(オーラス直前まで)

id:dokoiko:20051204の続きです。妄想が止まりません。僕がしていることは二次創作ではないのではないかと思うのですが、二次創作をがんばっちゃう人たちの気持ちがわからいでもなくなったり。
というかいつのまにか、マックスハートの最終回になってしまっているではないかあああ。下記妄想を仕上げるまで、マックスハートで考えていたということ(そしてもともと「入れ替わるとしたら」をSplash☆Starのラストという前提で書いていたこと)をまったく気にしなかったぞ。そうとう妄想が進んでしまっているようです。

赤子はゆっくりと地上に落ちてくる。プリキュアたちはその地点に走り、赤子を抱きとめる。

なぎさ、ほのか、ひかりは赤子と共に街へもどった。雪城邸へ入り、赤子をベッドに寝かせる。赤子はあれ以来ずっとすやすやと眠っている。三人と獣たちは赤子を囲んでため息をつく。いったいこの子をどうすればいいのだろう。すると赤子が再び光に包まれる。そしてクイーンの声が聞こえてくる。
プリキュア、ルミナス。そしてメップル、ミップル、ポルン、ルルン。私とジャアクキングはひとつとなり、新しい命として生まれました。光の力と闇の力は新しい命の中でひとつとなりました。あなたたちが光と共にある限り、私とジャアクキングはひとつでありつづけるでしょう。それは、すべてを生み出す光の力とすべてを食い尽くす闇の力とが、常に共にあるということです。光と闇とが常に共にある限り、闇の力が暴走することはありません」
なぎさ「それはつまり…」
ほのか「私たちの戦いが終わったということ…」
「すべては終わりました。クイーンの心としての私も、もうすぐ新しい命に還ります。私だけではありません。メップルにミップルにポルンにルルン、光の園も、ドツクゾーンも、すべてが新しい命に還ります」
なぎさ「えっ… メップル?」
ほのか「ミップル?」
ひかり「ポルン… ルルン…」
「最後に私は、この子をこの世界で生かさなければなりません。メップル、ミップル、ポルン、ルルン。私の側に来て手をつなぐのです」
メップル「なぎさ、今までありがとうメポ」
ミップル「ほのか、今までありがとうミポ」
ポルン「ひかり、今までいっぱいいっぱいありがとうポポ」
ルルン「ありがとうルルン」
ほのか「そんな…」
なぎさ「ウソでしょ…」
ひかり「ポルン… ルルン…」
プリキュア、ルミナス。これはお別れではありません。私たちはここにいます。ずっとずっとあなたたちと共に。さあみんな、私と共に」
赤子を囲んで手をつなぐ四獣。やがて四獣と赤子が光に包まれ、光の力が解放される。光の柱が天に伸びはじける。
四獣「みんなみんな、いつまでも一緒(それぞれ語尾)」
光の園。全てが光となり、やがて光の園がひとつの光となる。そして時空を越えて虹の園へ降りてゆく。ドツクゾーン。全てが闇となり、ひとつの闇となり時空を越えて虹の園へ昇ってゆく。四獣もやがて光となり、すべては赤子へと収斂してゆく。
「ありがとうプリキュア、ルミナス。私の子供たち。そして私のお父さんお母さん。私はいつまでもあなたたちの心の中にいます。そしてあなたたちもいつまでも私の心の中に。ありがとう」やがて光は消え、そして四獣と赤子も消える。
シーンが変わる。コンクリートの建物。どこかで赤子の元気な泣き声が聞こえる。「おめでとうございます。元気な赤ちゃんですよ…」

そして物語はエピローグへ。