4 内面の代弁者としての獣たち

今回もメポを始めとする虹の園の獣たちは、なぎさの内面を代弁していた。文学ならば自己対話となるわけだが、プリキュアでは内面を獣たちが代弁し、彼らと会話することで自己対話が行われる。無印第8話、きつい戦闘、無印第37話などなど。
ただしほのかの内面を代弁する役割を担うはずのミップルについては、ずっと沈黙を続けた。ほのかにとって答えは出ているわけで、自己対話は不要だからだろう。ほのかが求めていたのは、なぎさやユリコに引き止めてもらうことだ。