無印ラストを振り返る(2)

無印最終回決戦シーンの再解釈

何でいまさら無印なんて書くんだって? だってイイものはイイんだもん。ほんと、第46話から第48話のポルン覚醒までの流れはすごいよ。プロットはどんでん返しに次ぐどんでん返し。ベルゼイは大見得切ってすごい存在感。戦闘シーンの緊迫感は普通じゃない。ポルンの絶叫は涙モノだし、キリヤまで出てくるわ、レインボーブレスの時空越えはあるわ、ジャアクキング様は移動するわ。
視聴者たちにとって、無印プリキュアが最終的にどのような意味を見せたのか。無印プリキュアが最後にどんな思いを引き出しているのか。そのあたりを見ておきたい。

総括が難しかった無印

最終決戦からラストの日常シーンが何を意味していたのかを言葉にしてある程度まとめるのは難しかったのかもしれないというのを各所を見ていて感じる。それは総括を書かせるようなきれいな終わり方をしていないと言うところに原因があるようにも思える。今回は最終戦闘を振り返り、次回はラストの日常シーンを振り返る。評価が振れている原因はたぶん物語展開の唐突さにある。最終戦闘ではポルンの覚醒、日常シーンではキリヤの成仏と最後の少年の登場を受容できるかということになるのだろう。

今日の目論見

今日は最終戦闘を振り返る。ポルン覚醒だ。この評価が割れているわけだ。「なぎさとほのかが主人公なのに、ポルンの覚醒で勝利するなんてなんだよ」ということだ。ポルンは確かに成長した(とクイーンが宣言していた)。