守り守られて生きるのさ〜第38話

(書いているうちに脚本の清水東さんに興味が移ってしまいました。詳しくは下記id:dokoiko:20041031#p2とid:dokoiko:20041031#p3にて)

なぎさとほのかはプリキュアである。プリキュア光の園の伝説の戦士として、闇のドツクゾーンから守る。プリズムストーンを、プリズムストーンを守ろうとしているメップル、ミップル、番人を。プリズムストーンの力を受け継いでいるポルンを。長老と女王と多くの住人たちを。プリズムストーンがいまそこにある虹の園を。彼女たちの近くにいる家族を、クラスメイトを。虹の園の人々を。虹の園そのものを。
彼女たちは守ろうとしている。しかしそんな彼女たちもプリキュアになるまでは、彼女たちが守ろうとしている人々と同じような「ごく普通の中学生」だったし、今でもプリキュアである以外はごく普通の中学生である。それがプリキュアになってしまったという理由で、突然多くの人々を守る役割を果たさなければならなくなってしまった。