4 物語の加速減速
ここでひとまず、今回第18話の展開を整理しておく。加速減速を繰り返しながらも戦闘シーンに至るまで加速度を上げつづけ、戦闘中のキリヤ教室シーンが一瞬の空白となりキリヤの立ちすくむ心境を際立たせる。しかもその空白で描かれ「なかった」キリヤの心境がその瞬間異世界で絶対的なピンチに陥っていたプリキュアたちを起死回生させる理由となる。そこからまた同じテンションに戻して最後にすっと抜いて話が終わる。文句なしの起承転結。
- ドツクゾーン切迫：物語をアイドリングしつつ開始
- なぎさ回想：加速
- キリヤ川辺にて物思い：減速
- 聖子問題発生、なぎさ妄想：加速
- キリヤのすれ違い（サッカー部、聖子）と対話（自己、ほのか）：減速
- なぎさ一夜漬け：加速
- キリヤ空中にて対話（自己、ポイズニー）：減速
- なぎさ一夜漬け失敗：加速
- 聖子アタックNO.2、キリヤ激怒：減速から加速へ
- ほのか激怒の突撃、キリヤ炸裂：減速して一気に全速
- 戦闘シーン1（プリキュア危機に陥る）：全速からありえない加速
- キリヤ教室にて思考整理：一気に減速し空白へ
- 戦闘シーン2（謎の光でプリキュア危機脱出）：相変わらずありえない加速
- キリヤ廊下シーン、聖子問題完結：一気に日常速度へと減速
- チョコパフェでみんなハッピー：ゆるやかに加速
