2006-01-19から1日間の記事一覧

 2 学生運動と無視された個〜無印後半

そしてやっぱり闇の側は近代日本であった。第一次決戦で負けたのは、対米戦争で何もかもが灰燼に帰した日本である。戦後の日本では、戦後育ちが戦前育ちに、ベビーブーマーたちが親の世代に反抗しまくった民主化運動(60年安保、70年安保がそれぞれの節目で…

 1 侵略と防衛の物語〜無印前半

吉本隆明の『対幻想論』を忘れていた。僕はこの著書を理解していないくだらん物書きとして、よくあるように「共同幻想」「対幻想」「自己幻想」という便利な言葉を借り出すことにする。 昨日の日記では「大義と個人との関係」という図式で闇の側と光の側を考…

戦後をなぞるプリキュア(Reprise)

昨日付けの日記本文は断続的に考えた文章をつないでみた。しかし実は全然つながっていない。さらにタイトルに偽りありとなっている。よってまとめ直します。 (でも書いてみたらまたちがってしまったり……)