書いているうちに分からなくなってきた謎のプレゼン資料

↓の資料については、いじったり考えたりしてそのうち何某かの論考にまとめたいと思います。それまでご勘弁ください。

表題のとおり、最初はid:dokoiko:20060513の補強資料として作り始めたのだが、膨らましているうちに何をしたかったのかを忘れてしまいました。膨らますのが面白いのでひとまず本論はうっちゃって膨らまし作業を続けます。そのうちいいたいことを思い出したら説明します。

大まかに言って、もともとしたの資料を作成し始めた理由は「性的に過剰な絵よりも、性的に不足な絵のほうが」「性的描写が過剰な関係よりも、性的描写が不足した関係のほうが」百合/BLにされやすいのではないかということでした。
そういうことを考えたのは、百合/BLが現実、日常、手触りからの隔離を求めているのではないかという仮説およびid:miyakichi:20060225さんの記述によります。そこで物語の分類として「三次元=実写と二次元=アニメ」という軸と「非日常的と理解される物語と日常的と理解される物語」という軸をつくり直行させた。

日常性軸と次元軸を使った物語フォーマット分類1
そしてそれぞれのカテゴリに当てはまる作劇設定の特徴を例示してみたのが↑。ここでいまのところ失敗だろうと思われるのは、二次元の分類があいまいになっているということだ。語られる物語内容としての「日常と非日常」、世界観としての「SF/FantasyとNon-SF/Fantasy」、作画としての「オタク絵/非オタク絵」がワンセット状態になっているが、これは解体したほうがよいかもしれない。

日常性軸と次元軸を使った物語フォーマット分類2
で、↑は(1)の分類に従い、それぞれドラマもしくはアニメの分類をしてみたもの。(1)の構図を掘り下げるものとしてはあまり間違っていないと思う。しかし(1)自体がアヤシイというかあまり良くない分類だと思われるので、それをブレイクダウンした(2)に意味があるかと。

日常性軸と次元軸を使った物語フォーマット分類3
で、さらに番組レベルにブレイクダウンしてみたのが↑。

プリキュアの特異性