1 母の母としての雪城ほのか

小田島にとってなぎさは母であった。そしてなぎさにとってほのかが母である。Aパートの宿題シーンにそれが良く出ている。無印でも夏休みの宿題シーンが出ている。羽原大介氏が脚本を書いている無印第28話「レギーネ登場!ってもう来ないで!」である。無印第28話でのほのかは、ダレまくっているなぎさを突き放しつつまあそれでも追い込んだり叱ったりせず見守っている。なぎさとほのかはだんだんとシンクロしてきていて、なぎさがいまいちほめられたものでもない態度を見せても、ほのかはそれを突き放すことなく認めるようになっている。
追記:以下無印第8話のことを書いているのだが、無印第8話Aパートでほのかが藤Pとなぎさを紹介するのもまた、ほのかがなぎさにとって母親として振舞っているということなのだな。子供であるなぎさに良かれと気を遣う母親の行動が、子供にとっては裏目に出るわずらわしい行動と見えてしまうというのはよくあることだ。