ジャアクキング様はどう復活するのか(2)

id:dokoiko:20050524の続きです。

闇の戦士、闇の意志

ＭＨ開始当初、洋館の少年の影が4つ伸びてそれぞれ立ち上がった。それら4つの影は実体化すると、サーキュラス、ウラガノス、ビブリス、バルデスという闇の戦士になったわけだ。ということは洋館の少年と闇の戦士たちはまさに切っても切れない宿命にあるということだ。

ジャアクキング様の心

クイーンとジャアクキング様はつながっている。無印第26話にてドツクゾーンに飛んだクイーンとジャアクキング様が対峙した時、ジャアクキング様は自分を倒せばクイーンもどうにかなるとつぶやいていた。
そのようなクイーンの心である九条ひかりとつながっていると考えられたのが、洋館の少年だった。同時期に光の園へ出現したこと、前回の戦いまでのことを知らないと思われること、金髪の少年少女であることなど類似点が多い。さらにＭＨ第16話にてバルデスが「シャイニー・ルミナスの気が充実することは、あのお方の飛躍的な成長を促す」と語った。ひかり＝ルミナスと洋館の少年が彼・彼女としても呼応しているということを、物語の登場人物が直接証言したわけだ。
で、そうなると気になるのはジャアクキング様の心だ。クイーンの心は最初から九条ひかりにさまざまなものを通して語りかけており、九条ひかりとしての九条ひかりの心とクイーンの心が別物であるということがわかる。しかしこれまでジャアクキング様の心は登場していない。

親としての九条ひかりと洋館の少年

ひかり＝ルミナスだけを見ていると、あとはハーティエルさえそろえばクイーンが再生するかもしれないとも考えることができる。しかしハーティエルがチェアレクトに戻るのは、ひかりがそのハーティエルが象徴する意志を身に付けることになるお話が終ってからだというのは多くの人々が読み取っていることだ。またクイーン再生とシンクロするであろうジャアクキング様の復活については、洋館の少年が成長することを必要としている。ということで洋館の少年だけではなくひかり＝ルミナスも成長することが、クイーン再生の条件となる。
成長することで何かを生み出すというのは、人間が子供から大人になり子供を産み育てることと重なる。