2-5 分離した力

まあそんなことで、光の力はもともとクイーンとは別れており、プリズムホーピッシュの中に入れられているのだった。で、ジャアクキング様から抜き取った闇の力を何らかの入れ物に入れたりするのだ。すると、ジャアクキング様はあのお姿のまま、まあパワーダウンはするものの闇の力に食い尽くされること無く、ずっと生き残ることが出来るようになる。光の力と闇の力はどうすればよいか。対称性を守り通そうとすれば、ふたつの力は光の園にもドツクゾーンにもおいておくわけには行かない。
するとどこかに保管しなければならない。虹の園というのはちょっと危険すぎる。ここで、あのどこでもない世界「光と闇との狭間」の意味が出てくるわけだ。もともと石の番人が狭間の世界にいたではないか。そして、その狭間の世界には闇の存在であるキリヤも存在することが出来たではないか。どちらの世界からもアクセスできるが、どちらの世界にも属していない世界。そこに光の力と闇の力をセットにしておいておこう。
管理人は光の側と闇の側からひとりずつ出す。もちろん光の側は番人が担当する。闇の側はキリヤだ。
ということで、この「ジャアクキング様から闇の力を分離し、光の力とまとめていっしょに光と闇との狭間の世界に保管して、番人とキリヤが管理する」結末はそれなりに八方丸く収まる系の最終結末になるようだ。
ところが、まだ別のというかもう少し進めてみた最終結末も考えた。というのも、これではせっかく出てきた九条ひかりと洋館の少年がまったくお話の中で生きないのだった。
(というわけでまだまだいくよ〜。明日に。)