構図の取り方

上の表を作っていて、短い言葉で放映回をうまく表そうとして今までのビデオを見返してみた。すると、ひとまずふたつ気が付いた。

  1. プリキュアたち、すごく熱血するようになったなあ。最近の戦闘は汗が目立っている。やっぱり、作っている人たちも燃えているのだろう
  2. 構図の取り方について、いま初期の放映回を見返すとすごく平板に感じられる。ということは、現在の放映ではダイナミックな構図をとっているということだ。

構図については、どのあたりから変化がおきているのかに注目してみた。第11話のゲキドラーゴ最終戦でのなぎさ炸裂後、涙を浮かべながら連続蹴りを見舞うなぎさの顔アップあたりかな。あの顔は基本が頭頂が左、あごが右の90度左回転構図なのだが、わずかに上下逆になっていて、頭頂はやや下にあり、あごが頭頂より上に描いてある。緊張感がよく出せている。
続く第12話ではおばあちゃまのポイズニー一本背負いシーン、ポイズニー気合弾を受け流すおばあちゃま一連の構図は速度感に溢れている。
そして復活編に入ると、あおりを多用した遠近感のある構図が頻出するようになっている。