2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

 2 ほのか、失敗する

なぎさは藤Pに好意を抱いていたのだが、それはなぎさにとってはじめての感情だった。ほのかはプリキュアである者同士として、何をして良いのか分からないなぎさの役に立ちたいと思ったわけだ。しかし無印第8話時点でのほのかはまだ、なぎさとの間合いを測る…

 1 かなり大人だったなぎさとほのか

無汁歯科医師時の… 無印開始時のほのかは「大人−理性的」のかなり深いところに位置していたように思う。ちなみに無印開始時のなぎさは「ぶっちゃけありえなーい」など結構今風の醒めた女子中学生のような「大人−感情的」な位置に描かれていたと思う。なぎさ…

物語の作り方(3)〜無印第8話

一昨日、昨日の続きみたいな。無印第8話の構造です。チャートは以下のようになります。

 4 愛されなかった子供の再生

このように見てみると、キリヤにとってほのかはキリヤ自身が心を手に入れるためのきっかけだったのだということになる。キリヤがほのかに惹かれたのは、ほのかのことが好きだったからではない。登場時からキリヤは闇の子供として「大人−理性的」にならねばな…

 3 子供として転生しなければならなかった

無印最終決戦で、キリヤは絶体絶命のプリキュアたちを助けることを選んだ。この段階では、キリヤはもはや選択をしないわけにはいかなかった。ジャアクキング様かプリキュアか、どちらかが倒れるからだ。そしてキリヤは自分の心を選んだ。ジャアクキング様が…

 2 引き裂かれるキリヤ

ほのかとの相互作用で感情を爆発させたキリヤは、その爆発の向こうに自らの心を感じた。しかし彼の心はこれまでずっと閉じ込められていたため、年齢にふさわしいほどには成長していない。ということで彼が心を手に入れるとしたら、彼の心はまだ「子供−感情的…

 1 キリヤ登場から聖子問題まで

(キリヤは始め灰色の位置にいたが、徐々にほのかへ近づいていた。しかし聖子問題で赤色の位置に移動し絶叫する。このとき赤色の位置にほのかも位置していたが、すぐほのかがキリヤに謝った。ほのかが白色の位置に戻る時に、キリヤも連れられるようにして緑…

物語の作り方(2)〜キリヤの課題

昨日の続きかも。キリヤがなぜ少年として転生したかということを考えます。ここでは無印最終話に出てきたキリヤ似の少年を、キリヤが転生した姿であるとして話を進めます。

物語の作り方(1)

眠たい。のでメモ並になってます。明日は日曜日だけれどプリキュアがないのでひきつづき再考します。id:dokoiko:20051103のポルン論にてでっちあげたチャートが元になっています。 成長を描く場合、登場人物はチャートを一方向に動いていく。 突発的な物語の…

 3 覚醒時と通常時の乖離

勝手に恣意的な図をでっちあげたわけだが、でっち上げとは言え図にまとめて眺めてみるとそれはそれで新たな発見がある。それについては後日。 ayumi-sさんコメントありがとうございました。いろいろ考えることができました。今後もよろしければ訪問してコメ…

 2 ポルンは成長していない(のかも)

# dokoiko 『また、いただいたコメントを考えながら放映を見直すと、ポルンはやっぱり成長していないのではないかと思います。最後にポルン(とルルン)が謝ってしまったら、いい子になりすぎてしまうから敢えて元のポルン(とルルン)に戻したというところ…

 1 ポルンは成長している(はずだ)

僕が残した最初のコメントは以下のようなものだ。 # dokoiko 『ayumi-sさんこんにちは。なるほど、ポルンが謝る描写はありませんでした。僕が当然のこととしてスルーした点を気づかせていただきありがとうございます。僕はいくつかの理由から、ポルンはその…

ポルンが謝らなかった件について(2)

今日こそ考えます。せっかくコメントをいただいたのに放置してしまいました。ayumi-sさん申し訳ありません。 ayumi-s 『ポルンとルルンはあれほどひかり達を心配させておいて、結局謝っていませんでしたね。ルルンはともかく、ポルンには全く成長が見られま…

VMware仮想マシンのディスクイメージを消すな

明日のことを予言してみる。11月3日文化の日をPCの前で満喫している僕の側で、電話が鳴ったりするはずだ。 「もしもしdokoikoさんですか」 「はいはいdokoikoさんです」 「実は先ほどVMwareのイメージファイルを消してしまったんです」 「……」訳がわからな…