物語の作り方(1)

眠たい。のでメモ並になってます。明日は日曜日だけれどプリキュアがないのでひきつづき再考します。id:dokoiko:20051103のポルン論にてでっちあげたチャートが元になっています。

  • 成長を描く場合、登場人物はチャートを一方向に動いていく。


プリキュアたちの成長

  • 突発的な物語の場合、登場人物がチャートの端に移動する。


プリキュアたちの物語

ほのかの物語において、ほのかはこれまで三方向に移動している。。子供−感情的ドメインについては、科学発表会での失敗、キリヤが聖子にひどい仕打ちをしたときの激発などがある。これはほのかが子供に戻ってしまうので、ほのかにとっては失敗に終る。大人−感情的ドメインに移動する時は、ピーサード終戦ジャアクキング様戦などだ。これは大人ドメインなので、ほのかの意外な面が見えるときで、なおかつほのかにとっては成功となる。大人−理性的ドメインに移動する時は、奈緒美羽の時やキリヤ農作業の時などだ。ほのかにとっては自然なことで、キリヤ農作業や奈緒美羽など成功する時もあれば、クラスメイトにうんちく女王と呼ばれてしまうなど空回りする場合がある。
なぎさの物語においては、常に感情的ドメインになっている。なぎさはあまり失敗しない。というかなぎさが子供−感情的ドメインにいるときは、三枚目のなぎさである。三枚目なので失敗するのだが、それはなぎさのチャームポイントなので失敗が失敗ではなくなるのだった。一方なぎさが大人−感情的ドメインにいるときは、ボス戦や奈緒美羽などなぎさの熱さが前面に出るので、これもまた失敗しない。しかし大人−感情的ドメインにいるときに唯一失敗するのは藤Pの場合だ。藤P関連でのなぎさは大人として振舞おうとする。しかしなぎさの基本的属性が子供なので、背伸びしようとして失敗するという話に落ち着く。藤P関連については、なぎさの立場に立つとちょっと景色が違う。なぎさとしては大人−理性的ドメインにいるはずなのだが、客観的に見ると大人−感情的ドメインになぎさは位置しているわけだ。で、そのギャップが原因となって、藤Pの前でなぎさは失敗をしてしまう。しかしなぎさ本人はギャップがあること自体を認識していないので、結局のところドタバタになってしまう。