1 そして殴り合い

一体何について書いているのかよくわからなくなってきたが、園入り口でひりゅさんにチケットをもらい入場。てくてくと野外ステージへ向かうと、野外席を2周する勢いでホワイトさんのサイン待ちの列がぐるぐると続いている。そのバリケードを突破し野外席に進入し、皆さんに合流。
皆さんはすでに色紙を購入しており、列が短くなるのを待っていたのだった。僕はアレです、もう持ってるし…
「いやいやいや、よく見てみるとね」そうささやくひりゅさんが僕に色紙を向ける。でもでもでも、僕もう持ってるし… うわお。京子夏子が、京子と夏子がいる。
「ひりゅさん、色紙売り場はどこですか」僕は500円玉を握り締めてステージ脇の小さなお友だちがたくさん並んでいるそばで「こっちの色紙、こっちの色紙、こっちの色紙」と(というのもこれまでの色紙と選択できたのだ)憑き物に憑かれたように京子夏子入りの色紙を購入し、皆さんの後に並ぶ。
サインをホワイトさんにもらった後、しばし野外席でたたずむ。ひりゅさんの取り出したプリティコミューンをえみさんお子さん姉妹が叩きあいの奪い合い。えみさんが妹ちゃんを拉致してアイスクリームを買ってくると、妹ちゃんがいなくなり遊びまくりの姉ちゃんもコミューンを放り出してアイスを食べるのだった。
その後お連れ合いさんが姉妹を装着して園内放浪の旅へおでかけ。我々は芝生に座り昼ごはん。僕は前日の仕事の残りが電話の向こうまで追いかけてきて、何度か電話で作業指示をする。ちゃんと取れたGhostイメージがディスクに戻すとエラーってどういうことだ。つかいままでの作業で取り溜めたGhostイメージの信頼性が… しかしそれには敢えて気づかないフリをして今日の作業指示を出しつづける。今の仕事にひと段落つく年末までその問題は封印の決意。それまではRAIDのディスクが同時に2台飛ばないことを祈ることにする。
また何の話だか分からなくなってきたが、そうこうしているうちに二度目の公演時間。皆さんはファンタジー館へ向かうが、僕は新作キャラショーを見るためにひとり残る。またおっさんひとりだよ…