その変装

ポルンに生でクリを食べさせちゃいけないかと。しかも「おいしいポポ」などといわせてしまうので、小さなお友だちが生でもクリがおいしいのだと勘違いしないかな。というか、親子でちゃんと会話をしてくださいねということなのだろうか。それはいい。
あの変装は雪城太郎氏のクローゼットから見繕ってきたのだろう。大きなサイズの男物のようで、ジャケットもパンツもめちゃめちゃ折り曲げてようやくなんとか合わせている。しかし肩幅が合っているのはちょっと詰めが甘い感じ。
でもなんで変装なんだろう。「尾行=探偵=変装」という知識に律儀に従ったということでうんちく女王らしくもあり、自分が変装するというとっぴさにまったく構っていないというのは天然ほのかを上手く表している。まあ結局のところ面白いからということかもしれないのだが、とは言えほのかに絵に描いたような尾行者の変装をさせたという選択肢はほのかだから違和感なく見えるわけで、非常にほのからしい行動といえる。
ちなみになぎさの場合は宅配業者にラーメン店員だったわけで、その選択もやはりなぎさだからはまっている。そういう細かい描写については今までずっと、とても上手いし慣れていると感じる。