4 ポルン:遠くにいても感じられる

章として独立させたとは言え読んだまんまであまり論じることは無い。ポルンは危機を感じて遠くからでもプリキュアたちを助けることができる。中盤で「光の道が見えるポポ」と明らかにキーワードと分かるポルンの預言をはさみ、「今日はポルンを置いてきた」というなぎさのセリフでポルンとの距離を視聴者に丁寧に説明してあるから、遠くからでも仲間のピンチを感じることができることがしっかりと分かるようになっている。ポルンが成長しているのかどうかは分からないところもあるが、視聴者にとってはポルンとプリキュアたちの絆を感じる演出となっており、ポルンが自覚的にどうであれ成長していると強弁することは可能だろう。