図式のこと〜misakikawanaさん

misakikawanaさん(id:misakikawana:20040823)がプリキュアを見続けているので夜も安心。来週はようやく物語が動き出すようなので、来週ですよ来週ですよ来週ですよ。というかドツクゾーン編対話が途中で止まっているのですがなかなか進みません。すみません。
復活編開始からこれまでの3話は確かに顔見世でした。ただ僕が感じるのは、顔見世なりにジュネ、レギーネ、ガートルードの立ち位置の違いを視聴者に教えているなど、顔見世の中にも結構後々の展開を見据えたエピソードになっているようです。とはいえ小さなお子様には分かりにくいことは確かですね。でも分かりにくいなりに、人間の体をのっとったり(いいのかなー、周囲の人間が敵かも知れないというのは)、第29話のラストが洋館で落ち着いたBGMだったり、三人ともが寡黙だったりと、今回の敵が不気味な存在であることは十分伝わっていると思います。
また、敵の情況があまり動かない(プリズムストーンを巡る物語がアイドリング状態になっている)うちに、なぎさとほのかについて情況を整理したりプリキュアとしての描写が増えていたのをぐっと日常のなぎさほのかへと引き戻して「ごく普通の中学生」であることを再確認しているのも重要なところだと思います。
緊張感を一旦リセットしておかないと、緊張感を視聴者へ伝えるには緊張感をインフレーションさせなければいけないわけで、どんどん狭い世界に入り込んでしまう。ついていける人はついていけるが、小さな女の子のお友だちには難しくなる。藤Pとの間がいつまでも進展しないというのも、進展してしまうとついていけないお友だちがそれなりに出てくるからだろう。あれはあれでいいと思う。変わらない日常がそこにあるということだろう。