コンパイラを試す

それではコンパイラがちゃんとしたバイナリを生成するかどうか確かめよう。自尊心のあるすべてのC言語プログラマが最初に書くのは「Hello World」であり、私はhello.cというファイルを作成した。

#include

main( int argc char *argv[] )
{
printf("Hello world!\n");
}

で、コンパイルした:

# export PATH=home/jbuzbee/gpl_code_2.03/usr/local/openrg/armsaeb/bin/:$PATH
# armv4b-hardhat-linux-gcc hello.c -o hello

それから、作成されたファイルのタイプをチェックした:

# file hello
hello: ELF 32-bit MSB executable, ARM, version 1 (ARM), for GNU/Linux 2.0.0,
dynamically linked (uses shared libs), not stripped

上々だ。このファイルをNSLU2にftpして、NSLU2で実行しよう。ちゃんとbinaryモードで転送し、ファイルをexecutableにしておくこと。準備ができたら、実行だ:

# ./hello
Hello World!

動いた! これで自前のプログラムを作成し、NSLU2上で実行することができるようになった。しかしあなたがずっと残しておきたいものは、NSLU2のハードディスクに入れておかなければならないことに注意しよう。デフォルトでは、rootのホームディレクトリはラムディスク上に存在する。Linuxの定石に従いディレクトリを新規に作成し、そこに新しいバイナリを入れるのだ。私の場合は:

# mkdir /share/hdd/data/jim/nslu2
# mv hello /share/hdd/data/jim/nslu2/