なんだっけ〜第25話

  • まだ吐いている。とりあえず箇条書きでお願いします。
  • キリヤ後から全くといっていいほどプリキュア関連サイトを見ていません。あとこのところ背中押すよりダメ出しっぽくなっています。しかしそれなりに楽しんでみています。
  • この期に及んでようやくプリズムストーンの大切さを知るというのはどうだろう。
  • 結局光の園へ行ってしまい、更にドツクゾーンへと連れて行かれてしまったプリキュアたち。物語がここで二人の狭い世界へと閉じてしまった。それを言ったら最初から虹の園の人々には全く関係のない物語が進展していたわけだから、いまさら言うことでもないのかもしれない。仲の良い友達にもいいたいことが言えない、仲が良いからこそ友達には言いたいことが言えないという心理情況がある。その観念は現在のところそれなりに一般的な心理情況として流通している。ふたりがプリキュアであるという特異性を少なくとも志穂莉奈や家族たちが受け入れるような展開、ふたりの「いま、ここ」を他者と共有するような展開になりそうだったのだがそうではない(少なくともドツクゾーン編では)。
  • ミップルが破壊された光の園の風景を見て「ここを通るたびに悲しい気持ちになるミポ」とか何とか話していたが、そんなに破壊された風景を見ていたのか… 結構ドツクゾーンの侵攻もゆるやかだったのか。
  • どこまでも割れている暗い闇から這い出してくる良く分からない形をした悪というのは、後期の村上春樹だな。彼の作品は「僕」と「鼠」というふたりのしっかりとした人格を対比させるところから始まり、年月を重ねると共に「鼠」の人格はあいまいになっていった。というか「僕」と「鼠」という水平の対比からだんだんと「自我」と「無意識」というひとつの人格の縦の対比へと向かっていったのだな。だからだんだんと「鼠」は抽象化してやがて「影」となり、死体となり、結局は意志そのものと描写された「白いもの」となった。今回のイルクーボは黒かったわけだが、訳のわからない何かになってしまっていたのは確かに不気味だった。
  • 光の園での1日はたしか虹の園での100年だったと記憶しているが、そうすると光の園での1分は虹の園での36,500分ということだ。それはだいたい600時間で、25日ぐらいになる。今回15分ぐらい光の園にいたとすると、すでに虹の園では丸1年なぎさとほのかは不在になっているはずだ。
  • それをどう埋め合わせるのだろう。とことん光の園で暮らして、光の園でタイムマシンが発明されるのを待つとか、ハードなSFっぽくなると。彼女たちは火の鳥のようにたまに地上に降りてきては未来の人々の影響を与えたりして、タイムマシンの完成を待つのだ。
  • しかしもしかすると、ドツクゾーンでは時間が早く流れるのかもしれない。そういえばドツクゾーンの魔人たちは何日か日を置きつつ虹の園に出向いてきていたが、あれはドツクゾーンでの時間の流れが相対的に速いということなのかもしれない。魔人たちはジャアクキング様に怒られ、いつもの部屋でちょっと会議をしてすぐ虹の園へ出向いているのだが、それは虹の園での時間で換算すると何日か経ってしまっているということではないか。
  • 今回イルクーボが怨念で復活したが、ミニジャアクキング様になっていた。あれが闇のパワー増大形態だとすると、彼ら魔人たちは人型になっているうちは闇のパワーをセーブしていると言うことで、では彼らはなぜ人型になっていたのだろう。それを言えば彼ら魔人たちがプリズムストーンをそれぞれひとつずつ持っている理由も訳が分からないわけで、世の中には訳のわからないことがたくさんあるということだ。