ディテイルの重要性〜デカレンジャー

今日のデカレンジャーは(というか久しぶりに見たのだが)新しい人が出てきた。まあそれとは関係ないのだが、デカレンジャーは細部を大切にしている。敵は姿がかすむほど速いというのを映像で表現しているし、デカベースロボの変身ではただ外側だけではなく内部で区画がシールドされたり階段が90度傾いたり、弾丸をただよけずに素手で掴み取ったり。デカレンジャーがいいのは、そういう細部の描写をきちんとしているということだと思う。設定がちゃんと練られているということだ。まあもしそれが細部だけに力をいれていてストーリーがおざなり… ならアレかもしれないがそうでもないみたいだし。
デカレンという番組は、何をなすべきかという次元から、いかになすべきかという一段上の次元に踏み込んでいるなと思わせる。理由よりもスタイル(かっこよさ)に重点がおかれているようだ。それは悪いことじゃない。ブレイドがどうにもかっこよくないのは、デカレンのような細部へのこだわりがない(というかとても狭い範囲に限られている。主に人形の売上のことだけを考えているみたいに見える)。スタイルへのこだわりが今後のスーパー戦隊シリーズに受け継がれるのかはわからないが、もし受け継がれるのであれば今後はSFのギミックや演出をふんだんに取り入れた現代的な映像がどんどん増えていくだろう。
あとこれはただ感じていることなのだけれど、結構プリキュアデカレンはストーリーがかぶっているというか、キーワードを出してみるとそれぞれ似たような言葉が出そうというか、相互に少し影響があるみたいに思うのだけれどどうだろう。

今日は9時からみっちり70台のサーバをメンテナンスする仕事があるので、プリキュア感想は遅くなります。遅くとも月曜日中にはあがると思います。よろしくお願いしますです。