みちたろさん

社会人を務めてから現象学徒として再起(というのは失礼なのかもしれないけれど)するみちたろさんのプリキュア記(プリキュアをひそかに応援したい日記(仮))。5月31日付けの第18話感想・補足では現象学的視点からみごとにキリヤの激高が彼の個別性を巡るほのかとの対決だったことを切り開いている。こういう個別性について丁寧に開いて見せる(そしてそこで開いた個別性を普遍的言説へと接続する)のが現象学的還元という形式のちからであるはずで、フッサール先生(というかハイデガー氏か)も微笑んでいることだろう。