1 何が間違っているのか

同じプリキュアファン仲間同士なんだから別にいいじゃないですか?

まず「同じプリキュアファン同士」というのが間違っている。ここではprettykaorinさんが想定している「同じ」と、僕(と多分prettykaorinさんが同じ事をしたサイト管理者の方々)が考える「同じプリキュアファン」という言葉の定義が異なっている。prettykaorinさんがこの差異に気が付いていないのだと僕は考えている。僕は登場人物の心情や物語の構造を考えていて、そのあたりを書いているサイトを見ている。もうひとつ、オフ会でご一緒した人たちのサイトを見ている。そういうサイトを仲間というとちょっと違うが、遠近で言えば近いほうになるのだと思う。
僕がこれまでprettykaorinさんのサイトをアンテナ(a:id:dokoiko)に登録していないのは、僕がprettykaorinさんを「同じ」だと考えていないのだと思う。僕にとってはプリキュアファンであるだけでは近い存在ではない。そういうことだ。prettykaorinさんはプリキュアファンか否かというところで「仲間」の線を引いている。しかし僕の線はそこには無い。よって僕の答えはこうなる。
「僕とprettykaorinさんはプリキュアに対して別の関わり方をしているので、良くないです」

もしもし?読んでますか?私の書いてる所。早くアンテナ登録するなり嫌なら嫌と言うなり返事を下さい。

この発言ができるからには、おそらくprettykaorinさんが、インターネット上では自分自身が訪問者であるという感覚を持っていないのだろうと思う。コンピュータネットワークは距離を越える。全ては自分の部屋に置いてあるモニタに表示される。自分が望めば表示され、望まなければ消すことができる。だからネットワーク上の全ては自分を中心にして配置されているように見ようとおもえば見える。しかし現実には、自分はコンピュータネットワークの中心にいない。利用者としての自分はコンピュータネットワークのひとつの末端にすぎない。そして実際には自分がデータを管理しているコンピュータまでデータを届けると、そのコンピュータがデータを返している。
リアルな世界で言えばこうなる。

  • prettykaorinさんにはあたかも自分の家に訪問販売員がどんどん押し寄せているかのように見えているけれど、実はprettykaorinさんが他者の家まで出かけて玄関のベルを押して回っているのだ。しかしprettykaorinさんはそれに気がついていない。
  • 自分の家の庭に「ほぼプリは面白いよ」という看板を立てた上で「自分ちの庭にあんたの看板立てたから、あんたの庭にもウチの看板立ててよ、それ当然でしょ」と言いに来る。で、翌日ほぼプリに看板が立っていないと「看板立ってねーじゃん、じゃあウチの看板も撤去するぞゴルァ」と私のうちの前で叫んでいる。
  • 「私お友だちがいないから、あなたのお友だちになってあげる」と言い、それが叶わないと見ると「じゃあいいわよ、お友だちになってあげない、バーカ」と去ってゆく

prettykaorinさんはこういう事をしているのだが、それに気がついていない。気が付いているのならばアレすぎる。まあこうなるのはやっぱりコンピュータネットワークのインターフェイスが、自分の目の前にあるモニタであるからだろう。それで昔はフレイムが問題だったわけだが、インターネットがどーんと大衆化するとこういう人もネット上に存在するようになるわけだ。