ここみみさん

確かにイルクーボは強かった。
プリキュアから「光の力」を奪い、変身を解除してしまうあたりは最後の切り札の看板に偽りなしといった感じですが、ミップルに集めた光の力を解放されてしまう等、本領発揮はまだまだでしょう。
id:cocomimi, ここみみの雑感 〜不楽是如何〜, 2004-06-06

ということで気がついたのですが、ピーサードから続く伝統としてプリキュアに対することで徐々に魔人たちが自分の存在の核に気がついていくのだなあ。ピーサードはなぎさとシンクロして自身が持つ悪の美学を解放してしまい、ミップルをほのかに返した。そしてほのか(キュアホワイト)とシンクロして怪光線勝負に賭け、闇に還っていった。
ゲキドラーゴは最後まですれ違っていたのだが、そのすれ違いがことごとくなぎさの怒りを解発することとなり連戦連敗、ジャアクキング様に追い込みをかけられ最終形態に変身して背水の陣で闘い闇に還っていった。
ポイズニーはどんどんシリアスになり「闇に生まれたものの宿命」を強く自覚することになったし、キリヤは皆さんご存知の通り自身の存在に深く悩んでいる。これは当然イルクーボにも当てはまるだろう。でもイルクーボがどのような核を持っているのかは今の時点ではわからない。