2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 2 ほのかのいちばん無邪気な日

今回MH第18話は、またほのかにとって重要な出来事となっている。今回のほのかは、なぎさよりも子供のように振舞っている。もしかすると、あかねさんに対するひかりよりも子供になっているかもしれない。とにかくほのかは今回無邪気で素直な子供であり、と…

 1 拡大する家族

大体こんな感じ ほのかにとって、美墨家は身近な第二の家族のようなものになりつつある。ほのかにとって今回のキャンプは、言わば情緒で結ばれた下町の暮らしを、普通の子供の立場で体験することである。雪城家の家長代理として振舞わねばならなかった重責を…

家族がいるということ〜MH第18話

以前同僚で、いまはカナダに帰っているMatthewにメールを書いていたりしてあまり進まないです。人類学と20世紀ヨーロッパ史のクラスに出ているとか言うのだが、ITの勉強はどうなったんだろうなどと思う。取り敢えず日本人として「武士道」と「菊と刀」を勧め…

 4 失敗した時に気づくの情のつながり

ほのかはこれまで、彼女が得意としている理の分野で、理を通して周囲と関係していた。何か結果を求められるような、功利的なつながりがほのかの関係だったのだと思われる。おそらくこれまでほのかは周囲に情を求められていなかっただろう。いつも理を介して…

 3 ジャンヌ・ダルクとしてのほのか

憂鬱な科学部の雰囲気を察知しながらも、教師−または管理者としての振舞い方になれていないほのかは、ほのか自身も憂鬱な気分へと引きずり込まれることになった。教師として振舞えるならば、ほのかは科学部の憂鬱な雰囲気を変えるための行動に出ただろう。た…

 2 憂鬱な科学部の日々(3)

なぜなら、自分の能力を相対化できていない さてほのかは人間関係をなんとなく丸くおさめることができないのだが、その原因には二つの側面があって、まずひとつ彼女が自分の感受性を相対化できないからではなかろうかと考えた。 次に二つ目の側面である。ほ…

ジャンヌ・ダルクだったほのか〜MH第17話(4)

どうすればいいんだ

1910年ごろに現東欧あたりは「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれる状況になり、1914年には最初の大戦が始まるわけだ。1912年ごろの火薬庫のど真ん中に宗主国に協力しつつ独立を目指す民族のリーダーが居たとして、自国内と他国では別の民族が近隣で独立を目指し…

メイド、メイドメイド

6月1日は普通に出勤して予定表を確かめると、午後から東京でミーティング。「これ明日じゃなかったっけ…」行くだけで4時間かかるのにこっちで片付けなければいけない見積もりネゴがいくつかあって、それを片付ける気まんまん、というか片付けなきゃいけない…