2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

 4 クイーンの至高性

これは演出の山吉康夫氏もかかわっているのかもしれないが、クイーンの力が一段と聖なるものとして描かれた。クイーンの心が九条ひかりに語りかける場面では、木漏れ日の陰影が教会のステンドグラスから降る光のように描かれていた。これまでは校庭のチュー…

 3 一億総ボケ突っ込み路線

今回は魔人たち、プリキュアたち、虹の園日常すべてにおいてボケ突っ込みがある一線を越えたように思う。魔人たちではなぜかイチゴショートケーキをみんな食べている。それだけでもすごいが、ウラガノスがビブリスのケーキを丸呑みしたり、サーキュラスがイ…

 2 藤Pを忘れない

久しぶりに藤Pが出てきた。藤Pは高等部に消えてしまったので、なぎさ妄想として出てきているわけだが。藤Pはすっかり消滅かと思っていたのだが、川崎氏が再び登場させた。

 1 一話毎の主題

今回は一話まるごと「ハーモニー」だった。それも比喩で描くのではなく、そのまま「ハーモニー」という言葉を誰もが使いまくるという非常に分かりやすい展開だった。1分ごろ:ひかり:なぎささんとほのかさんが私のために(これは途中不安に変化し、最後にハ…

主題の明確化〜MH第10話

今回MH第10話の脚本さんはシリーズ構成の川崎良氏だった。これまでプリキュアの脚本を担当した諸氏のなかでは、もっとも責任が重い役割にあるのが川崎氏だ。川崎氏は無印プリキュアのスタート及び転換点を担当した。マックスハートにおいてその役割は幾分…

便乗:いくつかの特別な場所

下記の日記*1を書いていて、特別な場所についてのみちたろさんの文章を思い出したので便乗します(プリキュアをひそかに応援したい日記の「4月9日(土) いくつかの特別な場所」)。ほとんどパクリでしょう。申し訳ありません。 屋上 屋上というのは出入口…

A decade

もともとは4月9日のエントリでしたが、9日はメモの日とするので移動しました。 A decade ago そのとき僕は自転車を走らせていた。雲ひとつ無く晴れた空の下、4月の陽光が空気中の音を捉えてはアスファルトに突き刺さり、そのまま音を道連れに染みていった。…

Unction談義

昨日の罪滅ぼしというわけではないが、調べてみた。wataruさんがgooで調べてくれた。ありがとうございます。僕も自分で調べなきゃいかんですね。ということで調べました。 unction(goo辞書三省堂提供「EXCEED 英和辞典」) unction(excite辞書新英和中辞典…

Nobody's perfect

ウリえもんさんの感想(晒な★日記 Max Heartの2005年04月04日)を読んで。ウリえもんさんの飛びっぷりはずっと楽しく拝見している。僕とは異なる感じ方を書いていらっしゃるので、そのあたりを書く。ただし僕が正しいと考えているわけではない。違うというこ…

ハーティエルアクション(続)

戦闘の無意味化 敵の攻撃能力を弱めるハーティアルアクションだけど、あまり使って欲しくないな。 あれさえ出せば、どんな敵でも勝てると視聴者が思ってしまうし。それに、道具と魔法の力に頼るルミナスは、肉弾戦を描くというコンセプトを潰して普通の変身…

ハーティエルアンクションらしい

超お詫び。 なーんと、アクションは間違いとのこと。ルミナス・ハーティエル・アンクションらしい。すんません。wataruさんありがとー。まあ書いたものは書いたものだ。恥をさらして戒めとしておこう。以後、努力します。

ハーティエルアクション

今回MH第9話では、二度目のルミナスハーティエルアクション発動となった。今回はブラックとホワイトを堅く縛り付けている縄のようにきつく練られた布をほどいたのだった。id:dokoiko:20050403のコメントに書いたのだが、ビブリス登場シーンでウラガノスに…

ハーティエルと魔人の出現時期

MH第1話で最初の魔人であるサーキュラスが出てきて、最初のハーティエルであるシークンが出てきた。MH第6話の最初で第二の魔人であるウラガノスが出てきた。第二のハーティエルであるパションが出てきた。MH第9話で第三の魔人であるビブリスが出てきて…

 5 続き物としての構成力

今回MH第9話のラストは、ひかりがタコカフェに集う雪城家、なぎさ、あかねさん、ユリコと野々宮さんを見て「みんなが集まってくる場所。自分が居たいと思うところ…」とつぶやいて空を見上げるシーンで終った。これは、マックスハートに代替わりしてから大…

 4 あるようにある大切さ

今回は昨年に続いてほのか誕生日ネタだった。毎回あるべきものがあるようにあるということは大切だ。ほのかの両親がカートいっぱいのプレゼントを押してきたときは「やっぱりこうじゃなくちゃなあ」としみじみ感じた。とはいえ今年のほのかは抱きしめられた…

 3 ほのかが安らぐ場所

ほのかは基本的に上位者を持たない。学年トップの成績をとり、教師の信頼を得ており、知識豊富で知恵もあり、他者を思いやることもできる。彼女の周囲には、彼女を承認することのできる権威を感じさせる他者は出てきていない。唯一ブレキストン博士がそれら…

 2 上位者による承認

無印は友達の物語だった。マックスハートは親子の物語である。今回もそうだった。最終的になぎさとほのかは不完全なリーダーとしてがんばることを選んだ。完全なリーダーになるという目標を捨て、不完全なリーダーでもいいのだという新たな目標を手に入れる…

 1 パートナーの大切さ

パートナーについてはid:dokoiko:20050401#p3でちょこっと書いた。今回MHのキーワードはとにかくパートナーだった。というわけでまずはなぎさとほのかについて見ていこう。 4月はベローネ学院でも入学シーズンということで、なぎさとほのかはそれぞれの部…

続き物としての構成力〜MH第9話

エンディングが〜 エンディングが〜 今日は光の力(なのかどうかは正直わからん)がみなぎってます。なんだかダイアリーのはてな記法がずいぶんバージョンアップしているようなので、本日から新記法対応します。ちょっとずつ。

はてな

はてなダイアリーへの要望:sectionモジュールに表示する小見出しのレベルを指定したいなあ。listlevel="h2|h3|h4|h5"という感じ。すでに採用or却下されていたら検索力不足ですみません。ひとつの記述を階層化したいが、小小見出しはそれぞれ本文の要約にも…

 ビルトインしてゆくポルン

# いっしゅう 『ポルンを「子ども」として時にはトラブルメーカーのように使う事で話に起伏を持たせてますね。なぎさと言えどもあまりにとっぴな行動は取れませんし。また、ある時には爆発的な力を出したり、潜在力という意味でも子どもの写し身になっていま…

 ポルン評価の振幅(続)

てらりんさんを読んでいて思うことがありました。 いままで、そうポルンがウザいと思った事は無かったんですが、構ってほしくてプチ家出したり、台所ひっくり返したりは本気でウゼえと思った。 でもポルンパフェの「ひかり」の字にはやられたよ。あれは卑怯…

第一次ポルン戦争(3)

体調はたぶん回復。ということで続きです。

成長するもの、しないもの

例えば美墨家。岳さん理恵さん亮太は全く変わっていない。例えば雪城家。さなえおばあちゃまも変化が無いし、次の話に出てくるほのかの両親も全く同じだと思われる。ベローネのクラスメイトたち。完全に持ち上がりで転入生も無く変化なさそう。光の園では長…